2023.11.23
実験結果

オーラブル™でウルトラファインバブル水を生成した直後と時間経過後の水素ガス濃度の変化

オーラブル™で生成したウルトラファインバブル水内の水素ガス濃度の測定

 

オーラブル™で生成したウルトラファインバブル水は水素ガスと酸素ガスが混合しているため、メチレンブルー等の還元具合で確認する試薬では水素の含有を確認できません。また、金属表面の還元作用により電気抵抗が変化することによる電流や電圧の変化を解析する測定器でも確認できません。

オーラブル™で生成したウルトラファインバブル水を容器に入れて、減圧と超音波による脱気採集を2リットルサイズのアルミパックに水中の気体を収集し水素ガス測定しました。(接触燃焼式、白金コイル上に塗布した触媒の働きにより爆発下限界以下の水素ガス濃度でも触媒燃焼し、温度上昇で白金コイルの電気抵抗が増加。抵抗値の変化による電圧の変化を読み取り水素ガスを検知する仕組み)

測定の結果、再現性の有無を確認するため5回実施しましたが、測定値は同じでした。
(※測定値はあくまで目安としてご覧ください)

 

オーラブル™でウルトラファインバブル水を生成した直後の水素ガス濃度

測定値:水素ガス濃度0.5%
(測定値から気温25℃、気圧1013hPa、分子量2.02の値で算出)

※気体の濃度:5000ppm
※気体の濃度:413.06627mg/㎥
※生成水中の濃度:0.41306627mg/L

【使用機材】
測定器:新コスモス電機株式会社製XP-3110
採集袋:ジーエルサイエンスアルミニウムパックAAK-2
ウルトラファインバブル水内気体採集方法:脱気採集(減圧と超音波を併用)
導電率計:株式会社カスタム製CD-6021

【ウルトラファインバブル水を生成した条件】
本機を通した流体:水道水(導電率120μs/㎠)
生成時の流量:11.4L/min

 

1時間後と24時間後に気体を脱気採集した水素ガス濃度の変化

1時間後の水素ガス濃度

水素ガス濃度0.5% → 水素ガス濃度に変化はありませんでした
(ウルトラファインバブル水生成から1時間後脱気収集)

 

24時間後の水素ガス濃度

水素ガス濃度0.5% → 水素ガス濃度に変化はありませんでした
(ウルトラファインバブル水生成から24時間後脱気収集)

 

結果

オーラブル™で生成したウルトラファインバブル水の水素濃度は、生成後24時間たっても生成直後と同じ水素濃度を保ちます。
長時間経過しても水素ガス濃度は持続するという実験結果が出ました。

 

【備考:ウルトラファインバブル水保管で使用した容器】
脱気採集用に自社で作成(材質:硬質塩化ビニル 外寸法:φ89㎜×H237㎜)

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