2023.12.01
実験結果

オーラブル™水が金属を水素脆化(金属が脆くなる)しない理由

水素脆化が起こる過程

水素ガスの中で水素脆化が起こる為には水素ガスが、き裂先端に移動して水素ガスが表面に付着し、水素原子に分かれて、材料中に拡散していくという一連の過程が必要です。
(2013年10月2日九州大学「水素中の金属疲労を抑制する方法の発見とその定式化に成功」より抜粋)

 

オーラブル™水の正体

オーラブル™水は、水素ガス(H²)と酸素ガス(O²)のウルトラファインバブルを含有する水道水です。オーラブル™水に含有するウルトラファインバブルの直径は100nm前後(測定器:ナノサイト)でウィルス程度の目に見えない小さな泡です。水面に浮上せず水のブラウン運動に依存して水中を漂い続けます。

 

触媒反応で水素が消滅

水中に漂うH²とO²の気泡は、自由電子を持つ金属類表面に付着すると、その気泡は触媒反応で水になり、なくなります。

 

2H² + O² → 2H²O

オーラブル™水中では、水素脆化に必要な「水素ガスが、き裂先端に移動して表面に付着し、水素原子に分かれて、材料中に拡散していくという一連の過程」を辿ることができません。
触媒反応が水素脆化の過程を断ち切り金属製の機器に悪影響を与えません。
オーラブル™水に含有するウルトラファインバブルは自由電子を持つ物質の面に触れると水となって消える性質があり、水素脆化は起こりません。(下図参照)

 

 

配管の断面図(気泡は金属内部に浸透せず水となって消える)

 

触媒反応でウルトラファインバブルが消滅する実験

当社の実験では、ドリップコーヒーを生成する入れ物にステンレスたわし(導電体)を配置し、ステンレス表面にオーラブル™水ができるだけ触れるように少しずつ流すと、オーラブル™水のウルトラファインバブルが消滅することがわかっています。(下図参照)

 

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